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心臓疾患の患者が食べるべきもの

硬化した血管を持つ心臓疾患の患者は、食事にも十分気を配らなくてはいけません。塩分控えめを心がけることも大事ですが、良質なたんぱく質をしっかり摂ることも重要になってきます。血管や細胞を修復するのに欠かせないからです。ただし、コレステロールを多く含む動物性タンパク質は避けなければなりません。肉類はNGになります。低脂肪の魚介類を選ぶようにしましょう。魚介類に含まれるEPAやDHA、脂肪酸は血液の流れを良くしてくれます。コレステロール低下にも一役買ってくれるのです。また、タウリンの摂取もポイントになってきます。タウリンは心臓病はもちろん、高血圧や脳卒中の予防にも効果があると言われています。タウリンも魚介類に豊富に含まれていますが、とくに貝類やイカやタコの血合いの部分に多いです。ゆでた真だこの足1本150グラムには、実に約1300ミリグラムものタウリンが含まれています。こまめに食べるようにしましょう。

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